道場責任者

長嶺 寿宣

(ながみね としのぶ)

1973年宮崎県生まれ。伝統派空手などの経験を経て,17歳で国際空手道連盟極真会館宮崎県本部道場に入門。内山武盛師範のもとで稽古に励む。2013年より,谷口誠師範が率いる熊本県支部の光の森道場に所属し,佐藤博也先生の下で研鑽を積む。宮崎県支部在籍時には10代から20代にかけて地方大会での入賞歴はあるものの,社会人として出場した大会では思うような結果が出せず,心が折れた状態で執念のみで臨んだ2018年熊本県空手道選手権大会・壮年35歳以上組手の部で優勝。2025年第29回ドラゴンカップ国際親善空手道選手権大会出場。


仕事の関係で九州から関西へ転居後,約2年が経過した2022年,友好団体である国際空手道連盟極真会館中村道場なにわ中央支部放出鶴見道場へ移籍。渡邊章雅師範のもとで,武道空手の真髄と,絶え間ない鍛錬の意義を改めて深く学ぶ。2024年10月,谷口誠師範および佐藤博也先生のご助力により,竹隆光代表から国際空手道連盟ワールド極真会館大阪交野道場の開設許可をいただく。以降,大学教授としての職務を全うする傍ら,礼節と謙虚さを旨とし,心・技・体を磨き続ける極真空手道のさらなる研鑽と探求に努めている。

極真空手が紡いだ出会い

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内山武盛師範

内山師範は,極真会館池袋本部道場に入門後,城西支部で鍛錬を重ね,25歳で宮崎に帰郷されてからは,中村誠師範の下で研鑽を積まれました。鹿児島オープン優勝,第17回・第22回全日本大会7位入賞など,輝かしい戦績を残し,打たれ強さと底知れぬスタミナから「不沈艦」と称されました。

現在は宮崎県支部長として後進の育成にご尽力されています。私が大学入学後には,極真空手部創設に際し多大なるご支援を賜り,松葉強先輩をはじめとする指導員の先生方を派遣してくださるなど,格別のご配慮をいただきました。そのおかげで,私のみならず複数の部員が地域の大会で入賞を果たすことができました。夏の合同稽古や合宿などでの貴重な経験の一つひとつが,かけがえのない財産となっています。長年にわたり公私ともに懇意にしていただき,中村満雄支部長(当時)とお二人で私の結婚式にご臨席を賜り,ありがたいお言葉を頂戴しました。私にとっての原点は,内山師範に作っていただいたようなものです。心から感謝しています。

*写真は2025年10月,第29回ドラゴンカップ国際親善空手道選手権大会にて。

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谷口誠師範

谷口師範は,第11回・第12回全九州大会連覇,第8回全中部大会優勝,第24回・第28回全日本ウェイト制重量級優勝,世界大会出場,全日本大会制覇など,極真空手界でも屈指の戦歴を誇られます。雲の上の存在でありながら,柔らかな物腰と礼節を重んじるお人柄,そして,私が幹事を務めさせていただいた壮年部の懇親会などでお示しくださった懐の深さに,心より敬服の念を抱いています。

思い返せば,松井派熊本県支部からワールド極真会館設立に伴う移行期にあって,お立場上さまざまなご苦労がおありだったにもかかわらず,道場生一人一人を大切にしてくださり,熊本県を中心に九州各地で精力的にご指導に当たっておられました。谷口師範の下で昇段審査に挑ませていただけたことは生涯の誇りです。

また,光の森道場に足をお運びくださりご指導を賜りましたこと,合同稽古や審査会でのご教示,さらには自身の昇段審査後に頂戴した数々のご助言が,今日の私の支えになっています。

*写真は2025年10月,第29回ドラゴンカップ国際親善空手道選手権大会にて。

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佐藤博也先生

佐藤先生との出逢いがなければ,極真空手の本質を見誤り,今日まで修練を続けることは到底できなかったと思います。単なる競技やスポーツとしての空手ではなく,武道空手としてどのように取り組むべきなのか,佐藤先生の背中から学ばせていただいています。私の師匠です。

熊本県支部の光の森道場で指導にあたる傍ら,自らも鍛錬を重ね,松井派国際大会壮年チャンピオンとなられた先生です。厳しさの中に温かさを感じさせるご指導を通じて,武の道を生きる人としての在り方を教えていただきました。

小さな子どもから壮年にいたるまで幅広く指導なさる中で,いつも驚くほどの成長を遂げていく道場生を何人も見てきました。佐藤先生の手腕やお人柄によるもので,真似しようにも真似できない卓越した指導力をお持ちです。大阪交野道場の道場責任者として,私がロールモデルとする武道空手・極真空手の指導者・実践者は,この佐藤博也先生です。

*写真は,2025年3月,国際空手道連盟ワールド極真会館熊本県支部光の森道場にて。

渡邊章雅師範

2022年から2年間,国際空手道連盟極真会館中村道場に所属させていただき,なにわ中央支部放出鶴見道場にて直接ご指導いただいた高段位(七段)の師範です(写真左から2人目)。 

 

武道空手である極真空手の醍醐味のみならず,その厳しさと奥深さ,さらには底が見えないほどの深遠な世界(琉球伝統空手との関連性など)に触れることができました。また,それぞれの技や体捌き,細かな身体動作の意味を,身体感覚を通して,そして明快なお言葉によってご教示くださいました。毎回,非常に多くのことを学ばせていただきました。 

 

石田裕二師範代をはじめ,指導員ならびに道場生の皆さまには,ワールド極真会館の友好団体というご縁から懇意にしていただきました。各種大会にも副審として参加させていただき貴重な経験を積ませていただきました。渡邊師範の道場で稽古をさせていただくにあたり,中村昌永代表には格別のご配慮を賜りました。この場をお借りして,厚く御礼申し上げます。 


*写真は,2024年3月,国際空手道連盟極真会館中村道場なにわ中央支部放出鶴見道場にて。